Unity Input Systemを使用してみた感想
祝1.0.0リリース
Unityの新しい入力システムであるInput Systemが1.0.0になり、正式リリースされたので使用してみました。Change logを見ると、2020/4/23に"preview"の文字が取れていることを確認できました。
そこで、公式マニュアルと「使用してみた」系ブログを参考に、WASDで球体が移動するコードを書き、実行しました。
まだバグがあるのでは?
WとS、AとDを同時押ししたときは、正しくそれらの同時押しが認識されました。でも、WとAや、SとDを同時押ししたときは同時押しが認識されず、先に押したキーのみが認識されました。
どうなってんのこれ、と思ったら開発Github上でissueとして登録されていました。しかし、すでにclosedで解決扱い…これ、かなり致命的なバグなのでは?
UnityはGithubのissue機能を使用せずにIssue Trackerを使用するようにしたみたいです。このバグもそこにアイテムとして存在しました。
仕方ないので修正を待ちますが、他にもまだバグがありそうな気配です。つらい。
その他
キーボードのキーを離したときに、canceledのイベントが2回発生するのは仕様なのでしょうか。不便な仕様なので、変更してほしいです。Unity公式フォーラムでも同じことを言っている人がいます。
さらに、キー入力のホールド動作をサポートしないそうです。自分でキーを押したときと離したときのイベントで管理してとのことで、ここは楽に使えるようにしてほしかったです。