概要
リングフィットアドベンチャー付属のリングコンを押し込んだ回数を、OBS上に表示して配信にのせる方法です。
下記のステップで進めます。
- Joy-ConをPCに認識させる
- リングコンの押し込み操作をXboxコントローラ入力として認識させる
- Xboxコントローラ入力をキー入力に変換する
- キー入力をトリガーにして、カウントアップしてOBS上で表示する
Joy-ConをPCに認識させる
Joy-ConはBluetooth機器として認識されるので、通常のBluetooth機器のペアリング手順でPCに認識させます。ペアリング手順は割愛します。検索してください。
下記の画像の通りにWindowsに「Joy-Con (R)」として認識されればOKです。
リングコンの押し込み操作をXboxコントローラ入力として認識させる
Joy-ConをPCに認識させてリングコンに装着しても、リングコンの押し込み操作はPCに認識されません。
Ringcon Driverを使用して、リングコンの押し込み操作をXboxコントローラ入力として認識させます。
インストールは上記GithubのREADME.mdにしたがいます。
- Vigembusをダウンロードしてインストール
- Ringcon Driverをダウンロードしてインストール
上記画像のStartボタンを押すと「Xbox 360 Controller for Windows」としてリングコンが認識されます。
またリングコンの押し込み操作が、そのコントローラのZ軸操作として認識されます。
Xboxコントローラ入力をキー入力に変換する
そのZ軸操作を、JoyToKeyを使用してキーボード入力に変換します。
私の環境ではJoyToKey上で、JoystickのButton 11として認識されました。上記の画像では、これをF16キーの入力として変換しています。
キー入力をトリガーにして、カウントアップしてOBS上で表示する
リングコンの押し込み操作が、F16キーの入力としてWindowsに認識されるようになりました。このF16キー入力をOBSのホットキーに割り当てて利用します。
OBS上に表示するカウンタにはtally-counter.luaを利用させてもらいました。説明の通りに設定すれば動作します。ただし、このスクリプトはバグでリセットのホットキーが効きません。修正してくれた方のスクリプトがあるのでそちらを使用しました。
上記画像では[Tally-Counter]Up CountにF16キーを割り付けています。この状態でリングコンを押し込むと、OBS上でカウンタがカウントアップします。カウントダウン、リセットも任意のキーに割り当てて便利に使用できます。